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防犯の知識!!

さぁ!!年の瀬が近づいてまいりました!!

この忙しい時期を駆け抜け、年末年始を実家や海外で過ごす予定の方も多いのではないでしょうか??

家を長期間留守にする前に、少し防犯対策のことを考えてみませんか??

 

考えてみましょう!!

 

空き巣犯は基本的に突然犯行に及ぶのではなく、入念な下見をします。
侵入できそうな家があるとマーキングと呼ばれる目印を付けることがあるため、普段から注意しておくことが必要です。

それでは、空き巣被害の前兆について紹介していきます。

 

①空き巣犯は下見をする。

空き巣犯の下見は、家単体ではなく周辺環境を下見し、街単位で忍び込みやすいかをチェックします。
例えば、防犯カメラが仕掛けられていなかったり、街全体が荒れた雰囲気だったりする場合は、空き巣犯にとって犯行に及びやすい環境といえます。
また、地域の繋がりが強い街は、知らない方が歩いているだけでも話題になってしまうため、狙われにくいでしょう。
周辺の環境を下見したら、今度は家単体の下見をします。

空き巣犯は、お金を持っていそうな家よりも、入りやすく逃げやすい家を狙う傾向にあるともいわれています!!

 

②マーキングがあったら要注意!!

空き巣犯は下見をした際、対象にした家にマーキングと呼ばれる目印を付けることがあります。
いわゆるメモのようなもので、家族構成や留守の時間帯などの家の情報をポストや表札、郵便受け、電気メーターなど、外から確認しやすい場所に記します。
例えば、女性の一人暮らしだと「WS」、10〜20時が不在だと「1020」と落書きのように記されることがあります。
他にも金色のシールを貼って「裕福」、赤色のシールを貼って「普通」といったように家の状態を示したり、入りやすい家には「○」と書いたりなど、マーキングされる内容はさまざまです。
さらに、侵入する予定の窓やドアにテープを貼ったり、物を置いたりすることもあります。

マーキングを見つけたらすぐに消しましょう。
マーキングをつけた本人以外に情報の拡散を防ぐためです。
他の空き巣グループに見つかって情報を共有されると、空き巣のターゲットになるリスクがあります。
またマーキングを放置していると、空き巣犯から防犯意識が低い家とみなされ、犯行を実行される危険性も高まります。

 

侵入窃盗の防犯対策

警察庁が運営するWebサイト「住まいる防犯110番」では、侵入に5分以上かかると侵入者の約7割が犯行を諦めることが分かっています。
このことから防犯性の高いカギは、侵入するのに時間がかかり、犯行を諦める防衛対策になるのです。

ドアの防犯対策

・補助錠を取り付ける

1つのドアに錠が2つ以上ついていると、侵入に時間を要するため、泥棒は嫌がります。

・ガードプレートを取り付ける

ドアとドア枠に隙間があると、バール等の工具を差し込まれ、ドア錠を破壊される可能性があります。

・防犯性能の高い建物部品(CP部品)に交換しましょう。

ピッキング、サムターン回し等の不正解錠に強い建物部品の設置を検討しましょう。
ピッキング・・・ 鍵穴に特殊な工具を差し込んで、錠シリンダー部分を操作し解錠する手口
サムターン回し・・・ 針金、特殊工具を挿入してサムターンを回して解錠する手口

 

窓の防犯対策

・補助錠を取り付ける

サッシには補助錠を取り付けましょう。クレセント錠はロック付きのものが有効です。

・防犯フィルムを貼付する

ウィンドウフィルムを窓ガラス全面に貼付し防犯効果を高めましょう。
専門の施工業者に貼付してもらうのが効果的です。

・防犯性能の高い建物部品(CP部品)に交換しましょう。

防犯ガラスに交換すると破壊するのに時間が掛かり侵入を困難にします。また、強度の高いシャッター、面格子を取り付けるのも有効です。

 

泥棒を寄せ付けないその他の手段

・センサー付きライトを設置する

人の動きを感知してライトが点灯するセンサー付きライトを、死角になる場所に設置すると効果的です。

・カメラ付きインターホンを設置する

訪問者を屋内から確認することができ、見知らぬ人が訪ねてきてもドア越しに対応できるので有効です。

・防犯カメラの設置

人目を気にする空き巣にとって防犯カメラは、犯行記録が残る危険性があるだけでなく、「見られている」という感覚がするため下見段階で敬遠する傾向があります。
このように空き巣犯罪の抑止効果が見込める防犯カメラは一般的に導入コストが割高なため、ダミーカメラや防犯カメラの存在をアピールするステッカーを利用する方もいるでしょう。

空き巣を未然に防ぐために、空き巣犯の間で活用されているマーキングには日頃から警戒しましょう。

マーキングは、郵便ポストやインターフォンなどの気付きにくい場所やメーターや配管などの見逃しやすい場所に残されているので、定期的に確認することで空き巣対策につながります。

また、空き巣犯に狙われないように、自宅の防犯対策を整えるのも重要です。

「この家は侵入できない」と空き巣犯に思わせる防犯対策!!一緒に考えましょう!!

是非!!ご相談ください!!

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