「賃貸だから自由にできない…」と、おしゃれな部屋づくりを諦めていませんか?
実は、壁や床を傷つけずに、お部屋の雰囲気をガラッと変える方法がたくさんあります。
今回は、原状回復ができるアイテムを使った、賃貸でもOKなセルフリフォームのコツをご紹介します。
1. 貼ってはがせる壁紙・ウォールシートで、お部屋の印象を刷新!
お部屋のイメージを一番大きく左右するのが「壁」です。壁の色や柄を変えるだけで、まるで別空間にいるような気分を味わえます。最近では、シールのように簡単に貼れて、きれいに剥がせる壁紙やウォールシートが豊富に販売されています。
選び方のポイント
- 無地の壁紙:落ち着いた色を選んで寝室をリラックスできる空間にしたり、アクセントカラーを取り入れてリビングの雰囲気を変えたりできます。
- 柄物のウォールシート:木目調やレンガ調、タイル柄など、まるで本物のようなデザインのものが人気です。キッチンや洗面所の壁に貼れば、生活感の出やすい場所がおしゃれなカフェ風に早変わりします。
- お手入れのしやすさ:水まわりに使う場合は、撥水加工が施されたものを選ぶと、汚れが拭き取りやすくて便利です。
作業のコツ
- 壁紙は上から少しずつ貼り進めるのが基本。シワや気泡が入らないように、壁紙用のヘラで中心から外側へ空気を抜くように押さえましょう。
- 剥がす際は、ドライヤーで軽く温めると、のりが柔らかくなってきれいに剥がしやすくなります。
2. 床に敷くだけ!置くだけフロアタイルで、足元からおしゃれに
床の素材も、お部屋の雰囲気を大きく変える要素の一つです。しかし、賃貸物件の床は簡単に変えられません。そこで活躍するのが、既存の床の上に敷くだけの「置くだけフロアタイル」や「クッションフロア」です。
フロアタイルの魅力
- ウッド調や石目調:接着剤を使わないタイプなので、汚れても一枚だけ交換でき、レイアウトの変更も簡単です。リビングやダイニングの雰囲気を手軽に変えられます。
- 耐久性:素材が硬く丈夫なので、家具を置いても跡がつきにくく、長く使えます。
クッションフロアの魅力
- 柔らかい素材:クッション性があるので、足腰への負担が少なく、小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。
- 防水性:水に強く、こぼしてもサッと拭き取れるので、キッチンや脱衣所に最適です。
作業のコツ
- 部屋の形に合わせてカットする必要があるため、カッターと定規を用意しましょう。型紙を作ってからカットすると、失敗しにくいです。
- 端の処理が気になる場合は、ホームセンターで販売されている「見切り材」を併用するときれいに仕上がります。
3. 収納スペースもDIYで!突っ張り棒を有効活用
壁に穴を開けられない賃貸物件で、収納を増やすのに役立つのが「突っ張り棒」です。最近の突っ張り棒はとても丈夫で、デザイン性の高いものも増えています。
- 壁と壁の間:クローゼットやデッドスペースに設置して、ハンガーラックや棚として活用できます。
- 壁と天井の間:ディアウォールやラブリコといったアイテムを使えば、壁を傷つけずに柱を立てることができ、そこに棚やフックを取り付けて本格的な収納スペースを作ることも可能です。
- 家具の隙間:冷蔵庫と壁の隙間などに突っ張り棒を渡せば、ラップやペーパータオルをかけるスペースが生まれます。
これらのアイテムを上手に活用すれば、賃貸物件でも自分らしいお部屋づくりが楽しめます。ぜひ、週末の時間を活用して、理想のお部屋に一歩近づいてみませんか?
大井町 建築・リフォーム相談センター
お問い合わせ受付時間 9:00〜18:00
定休日 水曜日