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掃除用洗剤の種類について!! ~汚れに応じて使い分け、効率のいいお掃除を~

今回は、掃除用洗剤の種類についてお話します!!

「この洗剤、あまり汚れ落ちがよくないな」と感じることはありませんか?

もしかすると、それは洗剤の種類が汚れのタイプに合っていないことが原因かもしれません。

洗剤は種類によって、得意な汚れと苦手な汚れがあるため、適材適所で使うことがポイントです。

まずは洗剤の種類と特徴について知っておきましょう!!

 

【基本】知っておこう!掃除用洗剤の種類

洗剤は汚れを中和して落とします。

そのため、汚れの性質とは逆の性質の洗剤を使うことが大事なんですね。

軽い汚れや日常のお手入れなら一般的な中性洗剤でもかまいませんが、それ以外は『酸性』か『アルカリ性』の2つに分かれます。

主な酸性の汚れとしては油汚れ、手垢、皮脂、湯垢、食べこぼしなどがあります。

一方、アルカリ性の汚れには水垢、石鹸カス、カルキ、錆び、尿石、タバコの脂などが挙げられます。

酸性かアルカリ性かは、溶液中に含まれる水素イオンの濃度を表すpH値によって判断され、基準となる純水は7、それより数値が低いと酸性となり、逆に数値が大きいとアルカリ性になります。

汚れを落とすには、それぞれの汚れのpH値を7、つまり中性に近付けることが大切で、これを「中和」と言います。

つまり酸性の汚れにはアルカリ性洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性洗剤を使えばより簡単に汚れを落とせるようになります!!

頑固な汚れにはプラスαではたらく洗剤が活躍

いつもの洗剤では落ちない頑固な汚れには、洗浄力プラスαの力を持った洗剤が効果的です。

常備しておくと便利なのが『漂白剤』『研磨剤』。それぞれの特徴や注意点についてお伝えしましょう。

 

強力な洗浄力と漂白力を持つ『漂白剤』

汚れやシミの色素を化学の力によって分解して漂白する漂白剤。

掃除に活躍する漂白剤はおもに「塩素系」「酸素系」の2種類あり、上手に使い分けるとよいでしょう。

 

強い除菌効果と漂白力が特徴の『塩素系漂白剤』

漂白剤と聞いてパッと思いつくのが塩素系漂白剤ではないでしょうか。

ハイターやカビキラーがこちらに当てはまります。

強い漂白力で頑固なカビの色素も落とします。また、ノロウィルスの感染力を弱めるはたらきもあり、除菌アイテムとして常備しておくのもおすすめです。

ただし、前述したように酸性洗剤と一緒に使うのは厳禁なので注意しましょう。

 

油汚れも落とす『酸素系漂白剤』

粉末の酸素系漂白剤は塩素系ほど強い作用は持たないものの、穏やかな洗浄力と漂白力で家中さまざまな場所の掃除に活躍します。

流行りのオキシ漬けに使われる、オキシクリーンなどが当てはまります。

脱脂力も強く、頑固な油汚れにも効果的です。また、掃除だけでなく、色柄物のシミ抜きなど洗濯にも応用できる使い勝手のよい漂白剤です。

 

こびりつきをこすって落とす『クレンザー』

クレンザーとは界面活性剤に研磨剤を加えた洗剤です。

普通の洗剤では落としにくいこびりついた汚れや、水に溶けにくい汚れをこすり落とすのに活躍します。

クリームタイプか粉末タイプが一般的で、うろこ状に固まった水あかや落ちない黒ずみにも効果的です。

ただし、材質によっては傷をつけるおそれもあるため、注意しましょう。

 

いかがでしたか?

洗剤を使いこなすには、落とせる汚れ、落とせない汚れの特徴を知っておくことが重要です。

使い方を間違うと、ときに材質を傷めることにもつながりかねません。

洗剤の種類を知って効率のよいお掃除を!!

 

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