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床の遮音等級について

今回は、遮音等級についてのお話!!

 

マンションで一番問題になるのは、階下への騒音です。

下階に伝わる音のことを「床衝撃音」と言います。

「床衝撃音」には、スリッパで歩く音や、スプーンなど固くて軽いものを落とした時に響く「軽量床衝撃音(LL:レベルライト)」と、

子供が飛び跳ねたり、かかとをゴンゴンさせながら歩く時などに響く「重量床衝撃音(LH:レベルヘビー)」の2種類があります。

 

 

そんな床への衝撃音をどれくらい防ぐことが出来るのか、JIS(日本工業規格)にもとづく方法で測定した数値のことを「床の遮音等級 =通称(L値)」と呼んでいます。

 

マンションリフォームの際に、管理規約や使用細則で「床はL-●●または同等以上の性能を有する床材にて施工すること」などと定められているので、

見たこと、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか!!

 

下記の表の通り L値は小さいほど、防音効果が高い!!

軽量音に関しては床仕上げによって遮音性能がかなり左右されますが、

重量音は建物そのもののコンクリート床の厚みなどで遮音性能がほぼ決まってしまうため、

マンションの管理規約等では、軽量床衝撃音の遮音基準のみが決められています。

 

ほとんどのマンションでは、軽量衝撃音でLL-45以上の遮音性能を求められることが多く、

まれにLL-40以上という厳しい基準のマンションもあります。。。

 

リフォームの際、フローリング選びの参考になると嬉しいです!! 笑

それと、カーペットの遮音性能はフローリング材よりも圧倒的に高いと言われています!!

騒音が気になる方は床をカーペットにリフォームするのも一つの方法です!!

ご相談下さい!!

 

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