部屋を明るくする照明、食品を温める電子レンジ、快適な室温を保つエアコン……
今や私たちの生活に電気は欠かすことができません。
そして様々な電化製品をつなぐコンセントも現代の生活では必需品となっています。
今回はコンセントに関する豆知識をご紹介します。
今回ご紹介する「コンセント」と聞いて、パッと頭に浮かぶのは何でしょうか?
電源コードの先端部分でしょうか?
それとも壁にある、穴が開いている挿し込み口でしょうか?
「コンセント」とは、壁に取り付けられている穴が開いた挿し込み口のことです。
電源コードの先端部分は「プラグ」と言います。
ちなみにコンセントは和製英語なので、海外では通じません。
英語では「アウトレット」や「ソケット」という表現が一般的に使われています。
コンセントの穴は左右非対称!?
プラグを挿していない状態のコンセントの穴をよく見てみると、左右で穴の大きさが異なることに気が付きます。
左の穴は9ミリ、右の穴は7ミリです。右の穴は「ホット」と呼ばれ、電流を送り込む役割を担います。
それに対し、左の穴は「コールド」と呼ばれ、電流を帰す、もしくは逃がす役割を担っています。
コンセントから供給される電気は、ホット側の穴にささったプラグを通って電化製品の動力となり、使われた電気は再びケーブルを通ってコールド側の穴に帰っていきます。
コンセントの穴の大きさに違いはありますが、基本的にプラグを挿し込むときは左右を気にしなくても、電化製品が動かなかったり、壊れてしまったりすることはありません。
ただ、オーディオ機器に限っては、プラグを正しい向きで挿し込むことで、機器内で発生する電気的なノイズをコールド側に逃がすことができるため、音質の向上が期待できると言われています。
安全のために気を付けたいこと
プラグを抜き挿しするとき、左手ではなく、右手で操作をする癖をつけましょう。
左手は心臓に近いため、万が一感電した際、危険な状態に陥る可能性が高くなります。
右利きの人は自然と右手を使うことが多いと思いますが、左利きの人は意識して右手を使うようにしてください!!
大井町 建築・リフォーム相談センター
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