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カラー選定の参考に! ~色彩心理学について②~

前回からの続きになりますが、色がもたらす効果について紹介します!!

・色で人は誘導されるか

色彩は様々な印象、感情、錯覚を与えるが、これらの作用は部屋の空間から広告やファッションなどあらゆるところで使われています。心理や生理的に影響を与えるので言葉で伝えられるのとは違い、自分が感じた印象として素直に受け止められる事が多いです。

また人間関係や自己の向上にも色は関係していて身につけている色によって人に与える印象も変わります。

一番身近な例で言えば道や室内にあるサインです。信号機は青、黄、赤の色が変わる事によって人を上手く誘導することができています。また飛行場などサインがないと多くの人が混乱する場所などではサインが目立つように黄色と黒の組み合わせを使って目立つように工夫しています。

それぞれの色が与えるイメージと代表的なブランド

・それぞれの文化で異なる色の解釈

そして、異なる色に対しての捉え方も国や地域によって異なってくる。日本の生活では雑誌の表紙や街の看板に様々な色が利用されているケースが多いが、アメリカでは同じ系統の色でまとめるのが一般的である。これも、アニメを見て育ったかどうかなどの社会的背景に関係すると考えられる。

ちなみに、日本、アメリカ、フランス、中国、エジプトのそれぞれの国で、青、緑、赤、黄色のそれぞれの色がどのように捉えられるかは下記の通りです。

色はただの色として認識されている事が多いが、人の心や気持ちに大きく影響しています。色相の特徴を知ってから改めて商品やロゴなどを見ると、理由があってその色が選ばれている事がわかります。
また、その日の気分で自分が選んだ服も、その時求めている感情に合った色を自然に選んでいたりもするものです。

色は、文字とは違い見て感じるものなので、自分でも気づかないところで様々な影響をうけている可能性があります。一度身の回りの色を見てどんな影響をうけているか考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

大井町 建築・リフォーム相談センター

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