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キッチンの換気扇(レンジフード)について

「料理は毎日のことだから、少しでも快適にしたい」そう思う方は多いのではないでしょうか?

キッチンの快適性を左右する上で、実はとても重要な役割を担っているのが換気扇(レンジフード)です。

レンジフードは、料理中の油煙やニオイを排出し、キッチンを清潔に保つために必要不可欠な存在です。

しかし、その種類は多種多様です。

1.キッチンの換気扇(レンジフード)の重要性

1-1. なぜレンジフードの選び方が重要なのか?

レンジフードは、キッチンの空気を清潔に保ち、快適な調理環境を作るために非常に重要な役割を果たします。

適切なレンジフードを選ぶことで、料理中の油煙やニオイを効率的に排出し、キッチン全体の清潔さを保つことができます。

また、換気能力の高いレンジフードは、調理中の健康被害のリスクを軽減する上でも重要です。

1-2. レンジフードの役割と種類

レンジフードの主な役割は以下の通りです。

  • 油煙・ニオイの排出:料理中に発生する油煙やニオイを吸い込み、屋外に排出します。
  • 空気の清浄:キッチン全体の空気を循環させ、清潔に保ちます。
  • 調理環境の改善:調理中の熱気や湿気を排出し、快適な調理環境を作ります。

2. レンジフードの種類と特徴

2-1. シロッコファンとプロペラファンの違い

もう迷わない!キッチンの換気扇(レンジフード)の選び方完全ガイド。2. レンジフードの種類と特徴:シロッコファン

シロッコファン

  • 特徴:多枚の羽根を持つ円筒状のファンで、強力な吸引力が特徴です。
  • メリット:油煙を効率的に排出し、静音性にも優れています。
  • デメリット:価格が高めです。

もう迷わない!キッチンの換気扇(レンジフード)の選び方完全ガイド。2. レンジフードの種類と特徴:プロペラファン

プロペラファン

  • 特徴:羽根が回転するシンプルな構造で、設置が簡単です。
  • メリット:価格が安価です。
  • デメリット:吸引力がシロッコファンに比べて劣り、騒音も大きめです。

2-2. 壁付けタイプ、天井付けタイプ、スリム型など形状の違い

もう迷わない!キッチンの換気扇(レンジフード)の選び方完全ガイド。2-2. 壁付けタイプ、天井付けタイプ、スリム型など形状の違い:壁付けタイプ

壁付けタイプ

  • 特徴:壁に直接取り付けるタイプで、最も一般的な形状です。
  • メリット:設置場所を選ばない
  • デメリット:デザイン性が乏しい場合がある

もう迷わない!キッチンの換気扇(レンジフード)の選び方完全ガイド。2-2. 壁付けタイプ、天井付けタイプ、スリム型など形状の違い:天井けタイプ

天井付けタイプ

  • 特徴:天井から吊り下げるタイプで、開放感のあるキッチンに適しています。
  • メリット:デザイン性が高い
  • デメリット:設置に専門知識が必要

もう迷わない!キッチンの換気扇(レンジフード)の選び方完全ガイド。2-2. 壁付けタイプ、天井付けタイプ、スリム型など形状の違い:スリム型タイプ

スリム型タイプ

  • 特徴:薄型でスタイリッシュなデザインが特徴です。
  • メリット:省スペースで設置可能
  • デメリット:吸引力が低い場合がある

2-3. それぞれのメリット・デメリット一覧

種類 メリット デメリット
シロッコファン 吸引力が高い、静音性 価格が高い
プロペラファン 価格が安い、設置が簡単 吸引力が低い、騒音が大きい
壁付けタイプ 設置場所を選ばない デザイン性が乏しい場合がある
天井付けタイプ デザイン性が高い 設置に専門知識が必要
スリム型タイプ 省スペースで設置可能 吸引力が低い場合がある

 

3. レンジフードの交換時期の目安

3.2 交換時期のサイン:異音、油汚れ、換気能力の低下など

以下のような症状が現れた場合は、交換を検討するサインです。

  • 異音運転中に異音がするようになった。
  • 油汚れ油汚れがひどく、 掃除が困難。
  • 換気能力の低下油煙やニオイがうまく排出されない。
  • サビ・劣化本体にサビや劣化が見られる。

3.3 交換を検討すべきケース:故障、老朽化、リフォーム時など

上記のサインに加え、以下のようなケースも交換を検討すべきタイミングです。

  • 故障正常に運転しなくなった場合。
  • 老朽化10年以上使用している場合。
  • リフォーム時キッチン全体をリフォームする際。

 

4. レンジフードの選び方:チェックポイント

4.1 サイズ:キッチンの間口に合わせたサイズ選び

レンジフードのサイズは、キッチンの間口(幅)に合わせて選びます。一般的には、60cm、75cm、90cmの3つのサイズがあります。

  • 60cm: コンパクトなキッチンや、IHクッキングヒーターを使用する場合によく選ばれます。
  • 75cm: 標準的なサイズで、多くのキッチンに適合します。ガスコンロを使用する場合にも適しています。
  • 90cm: 大きなキッチンや、複数のコンロを使用する場合に適しています。中華料理など、油煙が大量に出る料理を頻繁にする場合にもおすすめです。

選び方のポイント

設置場所壁付け、天井付けなど、設置場所に合わせて適切なサイズを選びましょう。

キッチンの間口を測る: 正確なサイズを選ぶために、キッチンの間口を測りましょう。

コンロの種類IHクッキングヒーターかガスコンロかによって、必要な換気能力が変わる場合があります。

4.2 吸引力:料理の種類や頻度に応じた吸引力

4.2 吸引力:料理の種類や頻度に応じた吸引力

吸引力は、料理の種類や頻度に合わせて選びます。油を多く使う料理(揚げ物、炒め物など)を頻繁にする場合は、吸引力の高いレンジフードを選びましょう。

吸引力の目安

  • : 軽い調理(煮物、和え物など)が多い場合
  • : 一般的な調理(焼き物、炒め物など)が多い場合
  • : 油を多く使う料理(揚げ物、中華料理など)を頻繁にする場合

選び方のポイント

風量風量(㎥/h)も吸引力の目安になります。数値が大きいほど吸引力が高くなります。

調理スタイル普段どんな料理を作るか、頻度などを考慮しましょう。

ファンの種類シロッコファンは吸引力が高く、プロペラファンは比較的吸引力が低いです。

4.3 機能:お手入れのしやすさ、静音性、省エネ性など

4.3 機能:お手入れのしやすさ、静音性、省エネ性など

最近のレンジフードは、様々な便利な機能を搭載しています。

  • お手入れのしやすさ 自動洗浄機能機能や、取り外して洗えるパーツなど、お手入れのしやすいモデルを選びましょう。
  • 静音性運転音が気になる場合は、静音性の高いモデルを選びましょう。
  • 省エネ性電気代を節約したい場合は、省エネ性能の高いモデルを選びましょう。
  • その他LED照明、タイマー機能、コンロ連動機能など、あると便利な機能も検討しましょう。

選び方のポイント

お手入れ頻度お手入れが面倒な場合は、自動洗浄機能付きがおすすめです。

騒音レベル静かなキッチンを求める場合は、静音性を重視しましょう。

電気代ランニングコストも考慮して、省エネ性能の高いモデルを選びましょう。

4.4 デザイン:キッチンの雰囲気に合わせたデザイン

4.4 デザイン:キッチンの雰囲気に合わせたデザイン

レンジフードは、キッチンの雰囲気を左右する要素の一つです。

キッチンのインテリアに合わせて、スタイリッシュなデザインやシンプルなデザインなど、好みのデザインを選びましょう。

 

快適なキッチン空間作りのために

レンジフードは、快適なキッチン空間を作る上で非常に重要な役割を果たします。

あなたにぴったりのレンジフードを見つけて、快適なキッチンライフを送ってください。

 

大井町 建築・リフォーム相談センター

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