冬の寒さを乗り切る上で、エアコンの暖房は欠かせない存在です。しかし、「何度に設定するのが一番良いのだろう?」「電気代を考えると我慢すべき?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、快適性と**省エネ(節約)**を両立させる、エアコン暖房の理想的な設定温度と、そのための賢い使い方についてご紹介します。
🌡️ 理想は「20℃」!その科学的な根拠
環境省が推奨する暖房時の室温は**20℃**です。なぜ20℃が推奨されているのでしょうか?
理想的な室温で快適に過ごす人々のイメージ。 **
-
体感温度の快適性: 一般的に、室内で快適に過ごせる温度は18℃~22℃程度とされています。20℃は、この快適ゾーンの真ん中に位置し、厚着をしすぎなくても心地よく過ごしやすい温度です。
-
省エネ効果: 設定温度をわずか1℃下げるだけで、消費電力は**約10%**削減できると言われています。電気代が高騰している現在、この1℃の差は家計に大きな影響を与えます。20℃に設定することは、過度な暖房を避け、エネルギーの無駄遣いを防ぐための重要な基準となります。

💡 20℃でも寒いと感じる時のチェックポイント
「20℃では寒く感じる」という方もいるかもしれません。それは、設定温度以外の要因が影響している可能性があります。
1. 窓からの冷気を遮断する
室内の熱の多くは、窓などの開口部から逃げていきます。
窓から冷気が侵入しているイメージ、厚手のカーテンや断熱シートで対策している様子。 **
-
厚手のカーテン: 床まで届く厚手のカーテンを閉めるだけで、冷気の侵入を大幅に防げます。
-
断熱シート: 窓ガラスに貼る断熱シートも、手軽で効果的な対策です。
2. 空気を循環させる
暖かい空気は上にたまり、足元は冷えがちです。
部屋の上部の暖かい空気をサーキュレーターで循環させているイメージ。 **
-
サーキュレーターや扇風機: これらを上向きに運転させ、天井付近の暖かい空気を部屋全体に循環させましょう。
3. 体感を上げる工夫
設定温度を変えずに暖かさを得る工夫も大切です。
ひざ掛けや温かい飲み物でくつろぐ人、加湿器のイメージ。 **
-
重ね着(ウォームビズ): カーディガンやひざ掛け、厚手の靴下などで体感を上げましょう。
-
加湿: 湿度が上がると体感温度も上がります。加湿器を使うことで、肌や喉の乾燥対策にもなり一石二鳥です。
💰 節約につながる暖房の賢い使い方
1. 自動運転を活用する
室温が設定温度に達するまでは、エアコンはフルパワーで運転します。この立ち上がりの時に最も電力を消費するため、こまめなオン・オフはかえって電気代がかさむ原因になります。
エアコンのリモコンで自動運転を設定しているイメージ。 **
-
つけっぱなしの方がお得な場合も: 短時間の外出(30分〜1時間程度)であれば、電源を切り直すよりも「つけっぱなし」で自動運転を続けた方が、消費電力が抑えられることがあります。
2. 風量は「自動」設定にする
風量を弱くすると節約になると思われがちですが、設定温度に到達するまでに時間がかかり、結果的に消費電力が増えることがあります。「自動」設定にして、エアコンが最も効率の良い方法で運転するのを任せましょう。

まとめ
エアコンの暖房は、ただ温度を上げれば良いというものではありません。**設定温度20℃**を目安に、カーテンやサーキュレーターなどのアイテムを賢く利用することで、寒い冬でも快適に、そして経済的に過ごすことができます。
今年の冬は、設定温度とちょっとした工夫で、心にもお財布にも優しい暖房生活を送ってみませんか。
大井町 建築・リフォーム相談センター
お問い合わせ受付時間 9:00〜18:00
定休日 水曜日